秋の七草のひとつで、日本人にも馴染みの深い野草です。
青紫で星形の花を初夏から秋にかけて咲かせます。つぼみの状態では花びら同士が風船のようにぴたりとつながっていることからバルーンフラワーという英名をもちます。
花びらから、うっすらと紫がかったブルーに染め上げました。
花の女王と呼ばれるバラは、愛の象徴とも言われています。
その昔、クレオパトラが愛した香りとして知られるこの花は、世界中で最も恋を彩ってきた植物なのです。
花びらから、モーブ系の上品で落ち着いた雰囲気のピンクに染め上げました。
プラム(西洋スモモ)を乾燥させたものをプルーンと呼び、ビタミンやミネラルが豊富な食品として広く好まれています。
バラ科サクラ属の植物で、春には白い花をつけ、果実は6〜7月にかけて熟し、収穫されます。
果実の皮から、赤紫がかった上品な茶色に染め上げました。
フランス語ではフランポワーズと言い、神々の飲食物と例えられるラズベリーには、ビタミンCやミネラル類、ポリフェノール類が豊富に含まれていて、ジャムやお菓子などにもよく使われます。
果実の皮から、落ち着いた色のラズベリーピンクに染め上げました。
インディアン達は「冬を支えるベリー」といって、大切な保存食の1つにしていました。
冬の栄養補給や食卓に彩りを与えるだけでなく、伝統的な祭宴に用いられ、悪魔が嫌う果実とも言われていました。
果実の皮から、シックな青みを含んだグレーに染め上げました。
ピアノの黒の鍵盤色や、イギリスのネルソン提督が世界の海を制したときに着ていたマリンジャケット(ネルソンコート)もこれで染められ、フランスのナポレオンが着ていたフロックコートもこの色素で染めていたのです。今から150年前は世界中の黒がこの植物で染められていましたから、色素として世界で最も使用された植物です。
ジュアナナの黒も全てこのログウッドで染めています。